数あるコスメの中でも、医学雑誌に有効性が認められた化粧品の信頼度は高く、
肌悩みに対して効果を期待して安心して使えるのではないかと思います。
なぜなら医学誌に掲載するということは、いい加減な調査、論文は通用しないから。
医学雑誌は通常私たちが購入するような書籍ではないのですが、専門書を扱う
書店や病院の待合室などで目にすることがあるかもしれません。
実際に目を通してみるとやはり内容を読み解くにはやや難しい...。
医療系の専門家による試験や研究結果がたくさん載っているので
普段見慣れない専門用語や数値データがズラズラと出てきます。
ただ、しっかりとしたエビデンス(データによって客観的に証明されたもの)
に基づいた結果報告が掲載されているので、本当の効果や根拠を知りたいなら
一般の人にもとても役立つ書籍なんです。
今回は、権威ある医学雑誌の中から【先端医療と健康美容】【医学と薬学】
【診療と新薬】にエビデンスが掲載された化粧品をご紹介します。
そもそも化粧品が医学誌に掲載されるケースは数少ないと言ってもいいです。
みなさんが化粧品を選ぶ際にも、ぜひ参考にしてみてください。
【医学と薬学】医学誌に掲載
医学総合月刊誌「医学と薬学」は、1979年創刊の伝統ある医学誌。
豊富な医学・薬学の情報を掲載し、大学、病院など医療関係者に
広く読まれています。
リソウ リペアジェル
ビタミンC生命体含有美容液の肌の改善効果
ビタミンC生命体含有美容液の、シワその他の肌に対する効果を調べるため、35歳以上59歳以下の女性被験者計35名を対象に3種の試験を実施した。その結果、ビタミンC生命体巌雄美容液「リペアジェル」は目尻のシワ、キメ、くすみ、ツヤ、美白、UV(シミ)、保湿、弾力に改善効果があると判定され、安全性について問題ないことが確認された。今回の試験では、試験品に含有するビタミンC生命体を始めとする各種の有効成分によって、水分量と弾力が増したことにより目尻のシワが改善されたものと思われる。同様に、美白効果やUV(シミ)も改善したものと思われる。(医学と薬学より一部抜粋)
ヒアロディープパッチ
ヒアルロン酸ナトリウム配合パッチのシワ改善効果
1週間に1回、就寝前にクレンジングと洗顔を行い、化粧水などで肌を整えてから、パッチを目尻の部分の張った後、マイクロニードルが肌に浸透するように、パッチの中心部ぶんを指全体で真上から2,3回軽く押さえて使用させた。ヒアロディープパッチは、目尻の小じわの改善効果が期待でき、主観的な実感評価や抗シワ試験の結果から目尻の小じわの改善効果も示唆された。使用前と比較して、4回使用後に総シワ平均深さ、最大シワ平均深さ、最大シワ最大深さ、シワ総体積などにおいて有意に改善し有効性がありと判定された。(医学と薬学より一部抜粋)
アイショットクリーム アイキララ
目元クリームによる目元のクマとたるみの改善効果
24-53歳の43名の被験者が4週間連続使用。その結果、目元のクマ及びたるみに対する改善効果が期待でき、主観的な実感評価から、化粧ノリや小じわに対する改善効果も示唆された。MGAを含有した目元クリームアイキララは、2週間使用後、4週間使用後に、目の下の皮膚の色(明るさ、色味)、目の下の皮膚の弾力などにおいて有意に改善し有効性ありと判定された。(医学と薬学より一部抜粋)
I'm PINCH(アイムピンチ)
発酵成分美容液の目尻のシワ改善効果
大豆と米ぬかを納豆菌で発酵させたセラビオを主成分とした美容液「I’m PINCH」については、使用者からシワへの改善効果が多数報告されている。セラビオ美容液のシワに対する効果を調べるため、35歳以上59歳以下の目尻のシワグレードが主として1〜3のシワを有する女性被験者19名を対象に「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」に基づいて実施した。その結果、セラビオ美容液は目尻のシワに対して改善効果があり、抗シワ効果に有効性がありと判定され、また安全性について問題がないものと考えられた。今回の試験では、試験品に含有する各種の有効成分によって肌のハリ・弾力や肌の潤いが増したことにより目尻のシワが改善されたものと思われる。(医学と薬学より一部抜粋)
エステナードリフティ美顔器
マッサージを併用した美顔器・化粧品によるリフトアップ・肌改善効果
たるみが気になる35歳以上65歳以下の健常な女性20名を対象に臨床試験をおこなった。顔の右側に一定のマッサージを行なった後に、ジェルを塗って美顔器でトリートメントするという美顔術によりどのようなリフトアップ、肌改善効果が認められるのかを、使用前後比較、美顔術を施さない左側との比較により評価した。その結果、顔のハリ・浸透感(ジェル)・保湿を促進し、リフトアップ効果やターンオーバーの亢進をもたらすことが示唆された(医学と薬学より一部抜粋)
メビウス シミウス(ホワイトニングリフトケアジェル)
薬用オールインワンジェルの美白効果
35-59歳の女性被験者10名が4週間使用。朝100円硬貨一つ分、夜100円硬貨大2つ分、シミ部分には重ねづけ。結果、プラセンタ及び紫根エキス配合の薬用オールインワンジェルには美白効果があり、強いの減少効果があると考えられた。シミの減少及び予防のためには、メラノサイト内でのメラニンの生成抑制、既成メラニンの還元、表皮内メラニンの排出促進が重要であると考えられている。使用前と比べて4週使用後に、美白、シミ、肌の明るさにおいて有意に改善し、美白に対して有効性ありと判定された。(医学と薬学より一部抜粋)
薬用美白パック メイミーホワイト60
薬用クリームパックの美白効果
くすみやシミに悩む20歳以上の健常な女性の肌への美白効果を調べるため、薬用美白クリーミパック メイミーホワイト60を4週間連続使用させる調査を実施した。プラセンタエキスを含む試験品を使用することにより、メラニンの生成が抑制されて美白効果につながったと考えられる。また、グリチルリチン酸は抗炎症効果があると報告されているため、肌の炎症を抑え、肌の状態の改善につながったと考えられる。肌の明るさの実感度が85.7%であり、肌が明るく見える変化を実感している回答が多かった。また、満足度が71.4%と高買った。メイミーホワイト60は美白効果が期待でき、主観的な実感評価から美白効果も示唆された。メイミーホワイト60は、使用前と比較して、使用2週間後、使用4週間後に、シミの色合い、保湿感、化粧ノリ、肌のハリ、肌のキメにおいて有意に改善し有効性ありと判定された。(医学と薬学より一部抜粋)
クリアネイルショット
爪用ジェルの爪水虫症状の改善効果
ティーツリーオイルは直接的な接触による抗白癬菌作用に加えて、皮膚浸透性の高さや揮発成分による抗白癬菌作用があると報告されている。爪の色、爪のもろさ、新しく生えてきた爪の状態、総合的な足の爪の状態において有意に改善した。(医学と薬学より一部抜粋)
Refa CARAT リファカラット
ローラー型美容器具を用いたセルフケアによる肌たるみ改善効果
4週間の使用で、たるみ、フェイスライン角度、肌弾力において有効性が示され、被験者による主観評価において、頬のたるみ、ほうれいせん、肌の小じわ、肌の乾燥でも改善が示唆された(医学と薬学より一部抜粋)
【診療と新薬】医学誌に掲載
「診療と新薬」は、1964年創刊の歴史をもつ医薬論文・医薬情報投稿誌。
医療者向けの雑誌で、臨床医・実地医科を中心に医療関係者に広く
読まれています。
トワエッセ プレミアムエッセンス
美容液による肌質改善と実年齢より若く見える効果
「トワエッセ プレミアム エッセンス」は目尻にシワに対して改善効果があり、こうシワ効果に有効性ありと判定され、たるみ、ほうれい線、明度、水分量、肌弾力、被験者の主観評価においても有効性が示唆された。また、実年齢よりも若く見える若見え効果についても有効性が示され、安全性について有害事象は認められなかった。(診療と新薬より一部抜粋)
メディプラスゲル
66種美容成分配合オールインワンゲル状美容液のアンチエイジング効果
66種美容成分配合オールインワンゲル状美容液のアンチエイジング効果を調べるため、35歳以上59歳以下の女性被験者を対象に4週間毎日朝晩使用させる試験を実施した。その結果、オールインワンゲル状美容液「メディプラス メディプラスゲル」は、キメ、たるみ、皮膚水分量、明度、弾力、肌年齢および隠れシミ(紫外線シミ)に経時的な改善効果があり、アンチエイジング効果に有効性ありと判定され、また、安全性について問題がないものと考えられた。また、肌摩擦減少によるアンチエイジング効果の有効性も示唆された。(診療と新薬より一部抜粋)
ビーグレン QuSomeリフト
たるみとほうれい線に対する美容液の改善効果
たるみやほうれい線がきになる肌のために開発された美容液の実際の効果を調べるため、顔の肌のたるみがきになる女性被験者20名を対象に試験を実施した。その結果、試験品「QuSomeリフト」は、肌のたるみ、フェイスラインの角度、肌の弾力に対して改善効果があり、主観評価においては肌のたるみ、ほうれい線、ハリ・弾力だけでなく、くすみ・明るさ、保湿、化粧のノリに関しても有効であることが示唆された。(診療と新薬より一部抜粋)
ビーグレン QuSomeローション
化粧水のみ使用での肌に対する長時間保湿効果
通常、保湿は化粧水塗布後にクリームなどの油分で皮膚表面をカバーする(水分蒸発を防ぐ)ことが基本であるが、この製品は皮膚角質層内の細胞間脂質の産生に関わる2種のビタミンC誘導体とペプチドを配合したかい保湿を目的として作られている。ローションのみの使用で17時間の保湿が保たれることが示され、乾燥肌に対して起床している間の保湿が継続することが期待される。(診療と新薬より一部抜粋)